法学館では、子育てや介護などのライフイベントがあっても働き続けられる環境整備に力を入れています。
ここでは、子育てをしながら活躍する3名の社員に、社内制度の利用や仕事と家庭との両立について聞いてみました。
法学館では、子育てや介護などのライフイベントがあっても働き続けられる環境整備に力を入れています。
ここでは、子育てをしながら活躍する3名の社員に、社内制度の利用や仕事と家庭との両立について聞いてみました。
子育て社員の紹介
部署:デジタルマーケティング事務局
お子さん:2歳の女の子
部署:司法試験教務企画課
お子さん:小学3年生の女の子と6歳の男の子
部署:公務員試験教務企画課
お子さん:小学4年生の男の子
部署:デジタルマーケティング事務局
お子さん:2歳の女の子
部署:司法試験教務企画課
お子さん:小学3年生の女の子と6歳の男の子
部署:公務員試験教務企画課
お子さん:小学4年生の男の子
1.社内制度*1はどのように利用されていますか?
1.社内制度
*1はどのように利用されていますか?
産休・育休は規定通り1年間いただきました。そのあと半年くらいは時短勤務をしていましたが、保育園の入所が厳しく、早めにフルタイムに戻しました。フルタイムに戻した後は、お迎えの関係で、出勤時間を前倒ししてもらいました。時間単位の有休はよく使っています。小学校に入ってからは旗当番などがあり、朝1時間有休を取ったり、在宅勤務の日に少し早く終業して子供のために時間を作ったりと便利に使っています。
子の看護休暇は子供の予防接種などに使っています。昔は無い制度だったので、助かっています。今年の夏休みには、上の子がみらい基地*2を利用しました。すごく気に入ったようです。出勤時間に一緒に連れてきて、19時まで預けられるので帰りも一緒に。社員は定価の3割ほどの負担で利用できます。
産休・育休は規定通り1年間いただきました。半年ほど時短勤務をした後、業務柄可能だったため専門業務型裁量労働制に変更しました。中抜けもできて、例えば予防接種を受けて保育園に預けたらそこからまた仕事を始められたり、夫が子どもを見られる時間になってから仕事を再開したり、業務の調整がしやすいです。
2.産休や育休に入られる前はどのような不安がありましたか?
また、職場復帰はスムーズに迎えられましたか?
また、職場復帰はスムーズに迎えられましたか?
2.産休や育休に入られる前はどのような不安がありましたか?
また、職場復帰はスムーズに迎えられましたか?
また、職場復帰はスムーズに迎えられましたか?
私は産休・育休への不安よりも、つわりがひどく業務を引き継ぐ間もなく休みがちになり、迷惑を掛けてしまったことが申し訳なかったです。つわりの期間はまだ周りに大っぴらにはできない期間なので…。復帰については、私はコロナ以前から在宅勤務を行っていてリモートでの仕事に慣れていたため、復帰前に上長との面談や、短時間で業務のお手伝いをしていました。合格体験記をHPへ掲載する時期だったというのもあって。短時間でも働ける環境を用意していただいたので、スムーズに復帰できたと思います。
産休前まで残業が多かったので引継ぎには不安がありましたが、会社が引継ぎ先の方を充ててくれたのでスムーズに進められました。一度人生をリセットできる機会だなと思ったので、不安よりも、気持ちを切り替えて産休を迎えました。育休中も、会社に少し顔を出したり、社員の皆さんと連絡を取ったりしていました。実は私は復帰の時に部署が変わったんです。本当にゼロベースからスタートだったので、私にとっては逆によかったですね。会社に復帰したことで一人の時間ができるようになったり、通勤時間など自分の自由に使える時間が増えたことも嬉しかったです。
復帰の時に一から仕事に取り組めたというのは私も感じています。仕事に使える時間が限られているので時間の使い方をより考えるようになりましたし、仕事を通じて社会と繋がっていたんだな、というありがたさを実感しました。特に私は子どもを産んだのがコロナの時だったので、余計に家に籠っていましたから。
3.家庭での家事や育児の分担はどのようにされていますか?
3.家庭での家事や育児の分担はどのようにされていますか?
朝はごはんを作って食べ終わったら上の子、下の子の順で学校へ送ってから出勤しています。洗濯も、学校へ行く前に回しておいて、送り迎えを済ませたらすぐに干して会社へ行くことが理想ですね。夜は基本的に妻のほうが早く帰るので、夜ごはんやお風呂は終わらせてくれています。土日は、朝と昼の食事を作り、子どもとの運動や遊びも主に私が担当していますね。
我が家は、ずっと夫が料理を担当しています。掃除や洗濯はできる方がやる感じで、分担を決めているわけではありません。今年に入ってから夫が単身赴任をするようになったので、私も食事をつくるようになりました。また、夫が祝日休みではない会社になったので、祝日も必ず休みをいただいて子どもと過ごしています。このように、役割は少しずつ変わっていますね。
私も、ほとんど料理は夫がやっています。私は片付けと掃除をして、洗濯はFさんと一緒でできるほうがやる、という感じです。食事を作るのはレシピを考える必要もあって結構大変なので、生協さんのセットや3日分のレシピ等を使って、レシピを考える時間を短縮させています。食材をあらかじめ切ってくれているものもありますし、お魚も骨を取ってあるものが届くから、子どもにも出しやすいです。あと掃除は自動掃除機も活用しています。新しいもの好きということもあって、便利な家電などをフルに活用しています。たまにハノイのホイさん*3でお弁当を買って帰ることもありますね。値段も手ごろですごく助かっています。
4.子育てと仕事とを両立するうえで大変だったことを教えてください。
また、よかったことはありますか?
また、よかったことはありますか?
4.子育てと仕事とを両立するうえで大変だったことを教えてください。また、よかったことはありますか?
それほど大きなことではないのですが、小学校の運動会など家庭のイベントと仕事の繁忙期との綱引きで、どちらにも支障が出ないようにするのが大変です。よかったことは、たまに伊藤館長の格言を子どもに伝えることができます。あきらめちゃだめだよ、夢は過去形で語るんだよ、とか。そのまま伝えても分からないのでかみ砕いて伝えます。子育てと仕事との両立は本当にパートナー次第だと思います。パートナーや周りの親御さんも含めてチームであたらないと難しいです。それは仕事も同じですね。今のところはどちらも恵まれていると感じています。
法学館は伊藤塾の講義やゼミがあり朝から夜まで稼働していますが、私が夜遅い時間や土日祝の業務を担当できずメンバーに負担を掛けていることを申し訳なく思っています。社内の雰囲気として、男性も子育てに協力的な方が多いので、女性だから大変ということはあまりないです。今後は子育てだけではなく、親の介護も増えてくると思うので、社員全員が気兼ねなく必要な時間を使えるような環境づくりをしていきたいなと思います。よかったことは、切り替えができるところです。子育てと仕事とどちらかで嫌なことがあっても、どちらかに切り替えればある程度気持ちを落ち着けることができます。
時間の制約が辛かったです。特に時短勤務の時はすごくプレッシャーになっていました。両方を100%にと考えるとパンクしてしまいます。子育てと仕事と両方合わせて100%の自分なんだという気持ちの切り替えに、慣れるまではモヤモヤしていたかもしれません。でも身近に子育てしながら働いている先輩が多かったから、会社としても温かくてありがたかったです。そこがすごくよかったところです。
5.仕事の進め方や仕事に対する意識の変化はありましたか?
5.仕事の進め方や仕事に対する意識の変化はありましたか?
私は課員の業務の調整などマネジメント業務をしているので、声掛けなど子育ての勉強をすることで、部下の接し方や成長支援の面でも大変勉強になりました。男性も子育てに参加するのは仕事にプラスになるだろうなと思います。
以前は仕事なんていつまでやってもいいという感覚でした。前職では終電で帰ったり、終電を過ぎてしまったり…。会社でゆっくりお弁当を食べてからじゃあやるか、というような仕事の進め方でしたが、子どもが産まれてからはやはり計画的になりました。仕事にもよい影響が出ていると思います。子育てはタイムマネジメントが大切なので、その意識が高くなったと思います。
公務員試験教務企画課にいるので、自分の子どもにこの大事な日本を残していってくれる人材を送り出したいという気持ちがより強くなりました。公務員離れの現状もありますが、日本の未来を生きる若い世代が日本の将来を考えていろいろなことに取り組まなければならないと思っているので、そういった方々を伊藤塾から送り出したいです。