| メッセージ |
私たちは、ダイバシティを「人は皆同じ 人は皆違う」と定義します。ダイバシティの定義なのに「同じ」ことが基本に置かれているのはおかしいと思われるかもしれません。しかし、憲法の考え方から導くとこのようになります。人は皆同じ人間です。等しく人権があります。現在多くの人がダイバシティを意識しているのは、本来的に人が皆同じことに気付いているからではないでしょうか。また同時に人は皆違う人間です。たとえば日本人の男性と限定しても皆違います。それはそうだろうと思う方もいるでしょう。その通りです。性別に限らず、民族に限らず、皆違うのです。特定の属性の違いだけをダイバシティとして扱うのではなく、等しく違うと考えるべきです。私たちはこの「人は皆同じ 人は皆違う」という考えに基づいて、教育や人事制度を考えてゆきます。
株式会社法学館館長 伊藤真
株式会社法学館はSDGsに取り組んでいます
CSRに戻る